(6) 本渡市の戸籍情報完全電算化とCATVインターネット
本渡市では戸籍情報の完全電算化を実施し、職員の創造的活動や対人サービスの時間を大幅に増やすと共に、電算化に係わる作業を専門知識を有する市民課職員の手により実施することで、数千万円の経費削減を実現しようとしている。電算化作業と並行して各種申請書を「見やすく」「わかりやすく」「簡単」にするよう見直し作業も行う。さらに、市役所と保健センター、老人ホームなどとオンライン接続し、住民サービスの向上や行政の効率化を図っていく予定である。
また、総合行政情報システムを構築し、消防署や保健センター等の情報を一括して提供する予定である。提供手段として、電話やファックスなどによる音声応答システム、パソコン通信による行政案内システム、CATVによる議会中継などの映像提供システムの3つの方法を計画している。また、将来的にはCATV網を利用したインターネットシステムを構築し、行政と市民、市民相互間での双方向高速大容量通信による情報交流を実現していく予定である。
図4−6 本渡市の行政情報化の概要
本渡市資料により作成
前ページ 目次へ 次ページ